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香龍師範の筆文字の独り言


いろは歌

いろは歌です。
いろは歌_a0093343_1813525.jpg

かな文字を覚えるのに古来から歌い継がれていたものです。
弘法大師の作とされております。

倉敷中島高蔵寺のこども寺子屋の時には、必ず2回歌います。
覚えやすく、少し物悲しい旋律ですがし、いつかどこかで聞いた覚えがあるのです。
この歌を子供たちと歌っていると、何故か山の中のとぼとぼとひとり歩いているような
気がします。
日本人の心の原風景が刷り込まれているのではないかと感じております。

倉敷中島高蔵寺では、第2、第4土曜日の朝7時からこども寺子屋が行われております。
親子で参加しております。
読経、座禅、いろは歌やご住職の法話や紙芝居など内容も豊富で
色々な折に触れて、参加している子どもたちの成長を感じることもでき、
また世俗に紛れて生きている小生には、心洗われる貴重な時間です。

「佛前勤行次第」お経本を写本させていただきました。
こども寺子屋の際に使用しているお経本です。
現在では、コピーや印刷、またデジカメなど残しておきたい情報が瞬時に記録できます。
ありとあらゆる情報が溢れていて、簡単に使い捨てにされています。
4時間ぐらいかかりましたが、濃ゆ~い時間でした。
呼吸を感じながら筆を動かしている自分を、遠巻きに見ている自分がいるような
不思議な体験をすることができました。
いろは歌_a0093343_1844366.jpg

ほんの一部ですがご覧になってください。
by kkouryu | 2006-11-29 18:45 |

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書を始めて十余年       傑作駄作のア・ラ・モード
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