今年最後の作品です。
野口雨情といえば数々の名作の童謡を作詞しております。
今日書いたもの以外にも「赤い靴」「青い瞳の人形」etc・・・・
たくさんあるのです。
「雨降りお月」は2番まであるのですが、
1番のみ書いております。
「シャボン玉」この歌は通説では、生後7日で亡くなったわが子への
鎮魂歌(レクイエム)に作られたものだと言われております。
ある時全く違う説を聞きましたので、ご紹介まで
長崎の遊郭の遊女の悲哀を歌にしたのだそうです。
シャボン玉はすぐに壊れてしまいますが、遊女達は苦界に身を落としまま
何時出られるとも知れない、いや出る事もできずに生涯を閉じる定めに
徒に時間だけが過ぎていくのです。
自由への憧れを、すぐに壊れてしまうシャボン玉に託しているのだそうです。
この作品は長崎の遊女説のイメージで書きました。
お越しくださった方々、どうもありがとうございました。
多々感謝でございます。